学生の頃から描いていた理想の医療を具現化
箕山クリニック×Dr.ARMS
スポーツ医学に進んだ理由
治療が確立するまでには、生体などを使って多くの研究が行われます。医療とは人間のエゴでは? 学生の頃、そんな素朴な疑問を持っていました。
そんなときスポーツ医学というものを聞き、それが必ずしもアスリートに対する治療だけでなく、エクササイズで健康をつくる予防医学でもあると知りました。
どんな医療も何かを犠牲にして成り立っているものであり、現に自分自身もそうやって得られた知識をもとに医療を行っているという矛盾は承知しています。しかしながら、予防医学であり、また好きなスポーツに関わることができるということは、私がスポーツ医学を専門にした理由の一つです。
スポーツ医学とは
まず大きく2つに分類されます。
① エクササイズで疾病を予防する学問
② アスリートに対する学問
②関しては、さらに
a. パフォーマンス向上、傷害予防のための学問
b.傷害を治療する学問
に、分類されます。
つまり、スポーツ医学には整形外科とくにスポーツ整形外科だけでなく、救急や一般内科学的知識、さらにはトレーニングや栄養学の知識も網羅していなければなりません。イギリスに留学した理由の一つは、これらすべてを卒後教育として学ぶことができたからです。
三位一体のチーム医療
理想とするスポーツ医療を実現するためには、ドクター、理学療法士、トレーナーといったそれぞれ専門の知識を持った者が三位一体で連携する必要があります。
箕山クリニックには、「Dr.ARMS」というトレーニングジムが併設されており、トレーナーと連携して、あらゆる方々のケアにあたっています。
箕山 理
みのやま おさむ
日本スポーツ協会公認スポーツドクター

職歴
平成8年 | 近畿大学医学部卒業 |
平成8年 | 関東労災病院 |
平成10年 | フジ虎ノ門整形外科病院 |
平成12年 | 関東労災病院 スポーツ整形外科 |
平成12年 | Royal London Hospital スポーツ医学科 留学 |
平成13年 | フジ虎ノ門スポーツ医学センター長 |
平成16年 | 箕山クリニック開業 |
平成20~24年 | 日本体育大学 スポーツ医学研究室非常勤講師 |
平成20~ | シルク・ド・ソレイユ コンサルティングドクター |
スポーツドクター歴
四輪レースドクター、アメリカンフットボールチームドクター、プロゴルファーコンサルティングドクター、その他
スポーツ活動
テニス、四輪レース、ゴルフ